ABOUT KYOJO CUP

KYOJO CUPとは

レースをスポーツとして成熟させるために必要なこと。それは“戦う土俵がフェア”であることだ。
これまでモータースポーツ界では、全員が同じ道具を使って争う「ワンメイクレース」はあったが、
男性・女性を分けたレースシリーズが定着することはなかった。
どんなに優れたスキルの持ち主でも、
男女間では身体能力面でどうしても埋めることができない差ができてしまう。
あらゆるスポーツが男女を分けて競技を行っているのと同様に、
モータースポーツ界にも「KYOJO CUP」を設立し、
女性ドライバー=競争女子だけの “ガチンコ勝負”の舞台を整えた。
KYOJO CUPが誕生した2017年から2シーズンは、
小山美姫が圧倒的な強さをみせてシリーズチャンピオンを獲得。
小山はヨーロッパで始まった女性ドライバーのみで争われる
フォーミュラカーシリーズ「W シリーズ」へと羽ばたいていった。
女王不在となった2019年は毎戦勝者が変わる激戦のシーズンに。
最終戦で優勝した村松日向子が、1ポイント差で女王の座をつかんだ。
しかし、彼女は海外留学のため、レース活動はこれで一区切りとなる。
再び“女王不在”のシーズンを迎えることになった2020年。
全日本F3で活躍していた三浦愛が、満を持して参戦を決めた。
「三浦選手を超えるんだ!」と、他のドライバーたちのモチベーションも上がり、
これまでにないほどハイレベルな戦いが繰り広げられた。
それでも、全戦で表彰台を獲得する走りをみせた三浦が、チャンピオンを獲得。
悔し涙をのむ形となったライバルたちは、「今度こそは!」と決意を新たにしている。
そして迎える2021シーズン。“競争女子”たちの頂点をかけたバトルが、再び幕をあける……。

レースのルール、仕組み

KYOJO CUPは基本的に1日開催。
午前中に朝に公式予選を行い、
グリッドを決定する。
決勝レースのスタートは、
フォーミュラカーレースと
同様のスタンディング方式。
周回数は10周で、
スプリントレースならではの
接近戦が随所で展開される。
インタープロトシリーズの
プロドライバーレースにも
引けを取らない、
手に汗握るバトルに
注目してほしい。

参戦車両

KYOJO CUPではVITA-01が
参戦車両として使用される。
より安価にモータースポーツを
楽しみたいというドライバーを対象に、
ウエストレーシングカーズが開発・製作。
製作台数は240台を超え、
現在は富士スピードウェイや
鈴鹿サーキットのみならず、
全国の各サーキットでVITAを
使用したシリーズ戦が行われている。
タイヤは2020年から
ダンロップのワンメイクとなり、
エンジンはトヨタVitzに搭載されている
同型のエンジンを使用する。
ワンメイク車両ではあるが、
3種類の外観からマシンカウルを
選べるようになっている。
カラーリングと合わせて、
それぞれが個性をアピールできるのも、
このマシンの魅力だ。

KYOJO CUP MACHINE SPECSVITA-01車両スペック

シャーシ

セミモノコックフレーム+スペースフレーム

全長/全幅/全高

3,712mm/1,600mm/1,070mm

ホイルベース

2,200mm

トレッド F

1,390mm

トレッド R

1,440mm

ブレーキ

全輪4PODアルミキャリパー/
全輪ベンチレーテッドディスクローター

エンジン

1NZ-FC

T/M ASSY

Vitz RS 5SPEED