IPS GEN RD7-8 RACE REPORT

FIRST

末長 一範KAZUNORI SUENAGA

#96 K-TUNES

TOTAL POINTS : 145

2ND

川田 浩史HIROSHI KAWATA

#55 人馬一体ドライビングアカデミー&KTR

TOTAL POINTS : 128

3RD

勝又 隆二RYUJI KATSUMATA

#7 KIプロモート

TOTAL POINTS : 117.5

4TH

渡邊 久和HISAKAZU WATANABE

#16 TOMEI SPORTS

TOTAL POINTS : 90

IPSジェントルマンクラスは川田浩史が2連勝。末長一範が2年連続チャンピオンに

2022 インタープロトシリーズ POWERED BY KeePer 第4大会が12月10日(土)・11日(日)に富士スピードウェイで開催され、IPSジェントルマンレースのジェントルマンクラスは#55 川田浩史(人馬一体ドライビングアカデミー)が2連勝を記録した。

今シーズンは参戦台数も増えているIPジェントルマンクラスだが、最終大会の今回はSUPRAクラスに参戦していた大山正芳がIPジェントルマンクラスに初挑戦。#72 アキランドIPSとしてエントリーし、7台で争われることとなった。

▶︎予選

10日(土)午前の公式予選では、いつもより気温が低いこともあり、各車ともに序盤からしっかりとタイヤを温めてタイムアタックに入っていった。ここで、好タイムを記録したのが#96 末長一範(岡山トヨペット K-tunes)。1分47秒473を記録しトップにつけた。これに対し、川田も一歩も譲らぬ走りを見せ、1分47秒525を記録したが、最後は末長が1分47秒011までタイムを伸ばし、第7戦のポールポジションを獲得した。クラス2位は川田、3位は#16 渡邊久和(ララパルーザ)となった。

▶︎第7戦決勝

14時00分から始まった第7戦決勝。クラスポールポジションからスタートした末長を川田が一気にパスし、クラストップに浮上。徐々にリードを広げていき、前を走るエキスパートクラスの集団を追いかけた。2番手に下がった末長は、その後も大山や渡邊に迫られるも、なんとかポジションを死守し、レース中盤に入っていった。

後半になると、後方から追い上げてきたのが、#7 勝又隆二(J-POINT)。予選中のピットレーン速度違反によりグリッド降格のペナルティを受け、後方からのスタートとなったが、着実に追い上げていき6周目には3番手に浮上。そのまま末長の後方につくと、9周目にオーバーテイクを決めて、2番手に浮上した。

結局、最後までクラストップの座をしっかり守った川田がトップチェッカーを受け、ジェントルマンクラス4勝目を挙げた。2位には勝又、3位に末長が続いた。、第7戦で2位以内に入れば、チャンピオンが決まる計算だった末長だが、今回の結果により、チャンピオン決定は翌日の第8戦に持ち越しとなった。

Driver’s Voice

第7戦優勝:#55 川田浩史

「フォーメーションラップの時からタイヤの状態が良く、いつでもいけるという感じだったので、スタート直後に飛び込んでみました。エキスパートクラスの方たちにも付いていくことができたので良かったです。なるべくスリップの利く範囲にいようと思っていたのですが、それをしばらく続けられたので、後ろとのギャップを広げることができました」

▶︎第8戦決勝

11日(日)8時35分から始まった第8戦決勝。前日の予選で記録されたセカンドベストタイム順でグリッド決定するが、ここでも末長がクラスポールからスタートとなった。1周目から混戦模様となり、一時は総合3番手浮上も見えていた末長。しかし、2周目のTGRコーナーでブレーキをロックさせてしまい、エキスパートクラスの#3 FLYING RAT(INGING MOTORSPORT)にかわされると、すぐさま川田も接近。3周目のTGRコーナーで末長をとらえた川田がトップに浮上した。その後、勝又の先行も許し3番手に下がった末長だったが、シリーズチャンピオンもかかった大事な1戦ということもあり、なんとか表彰台圏内は死守する走りをみせた。

後方では、渡邊と#88 八木常治(Pastel Motorsport)の5番手争いが白熱したほか、初参戦となった大山も力走をみせるなど、各所で見どころの多いレースとなったジェントルマンクラス。最終的に、2番手以下に大量リードを築いた川田がトップでチェッカーを受け、最終大会で2連勝を飾った。2位には勝又、3位には末長が続いた。これにより末長の2022シーズンジェントルマンクラスのチャンピオンが決定した。

Driver’s Voice

第8戦優勝:#55 川田浩史

「レースの前半で末長選手をパスできて、そこから気持ち的には楽になれました。前のマシンとは距離が空いてしまいましたが、後ろも引き離すことができたのでよかったかなと思います。シーズンの最終戦を優勝で締めくくることができてよかったです。乗れば乗るほど、このクルマのことが分かるし、来年も参戦することができれば、もっと高めていきたいと思います」

シリーズチャンピオン:#96 末長一範

「チャンピオンになれたのは嬉しいですが、レース展開を見ると順位を下げてしまった悔しさもあるので、正直複雑な心境ではあります。第7戦でもそうでしたが、予選は良かったものの、決勝でペースが上がらなかったのが悔しい。今のインタープロトは全体的にレベルも上がっていますし、僕自身も走行を重ねるごとにドライビングスキルも上がってきているので、非常に楽しいレースができていると感じます。ですが、なかなかうまくいかないですね。このクルマは難しいと思います。乗れば乗るほど次の目標が見えてくるのですが、その度に壁にぶつかって、それを乗り越えるために練習を重ね、中山選手のアドバイスも参考にして……。一発は出るようになりましたが、レースになるとペースをつかめないのが今の僕の課題だと思うので、そこを来年克服できるように頑張りたいと思います」