大山 正芳MASAYOSHI OYAMA
#71 アキランド レーシング
TOTAL POINTS : 113
RACE
REPORT
大山 正芳MASAYOSHI OYAMA
#71 アキランド レーシング
TOTAL POINTS : 113
渡邊 久和HISAKAZU WATANABE
#16 TOMEI SPORTS
TOTAL POINTS : 80
末長 一範KAZUNORI SUENAGA
#96 K-tunes Racing
TOTAL POINTS : 72
米谷 浩
#61 アキランド レーシング
TOTAL POINTS : 72
第5戦は末長一範が今季2勝目、第6戦では渡邊久和が久々の勝利
シリーズチャンピオンは大山正芳が勝ち取る

2025 インタープロトシリーズ POWERED by KeePer 第 5・6 戦が 11月 8 日(土)・9 日(日)に、富士スピードウェイで開催された。ジェントルマンレースのIPジェントルマンクラスは、第5戦は#96 末長一範(岡山トヨペット K-tunes)が今季2勝目をマーク。日曜日の第6戦はセミウエットのコンディションで波乱含みの展開となるなか、最後まで安定した走りをみせた#16 渡邊久和(ララパルーザ)が、久々の優勝を果たした。シリーズチャンピオンは#71 大山正芳(ダイワNアキランドIPS)が獲得した。
【予選】

8日(土)午前9時から始まった公式予選は気温20℃を下回る寒さになったこともあり、各車とも入念にタイヤを温めてタイムアタックに入った。ジェントルマンクラスで速さを見せたのは末長。前回大会からマシンのセットアップを見直したことが良い方向に向かっており、この予選ではエキスパートクラスの2台を抜く総合5番手タイムを記録。1分47秒465でジェントルマンクラスポールポジションとなった。セカンドベストタイムで争われる第6戦も末長がクラスポールポジション。大山との差は0.020秒と僅差だったが、2戦連続ポールポジションとなった。
【第5戦 決勝】

第5戦決勝(12周)は8日(土)13時05分にスタート。今回は気温が低い時期の開催のため、安全を考慮してフォーメーションラップが2周行われた。総合4番手からスタートした末長だが、直後のTGRコーナーでエキスパートクラスの八木(淳)に抜かれて総合5番手に後退。それでも、予選同様の好ペースで周回を重ね、エキスパートクラスのドライバーたちと一進一退のバトルを繰り広げた。
一方、クラス2番手スタートでシリーズチャンピオンに王手をかけている大山は、思いのほかペースが上がらず、トップ集団から引き離される展開となったが、後続の#61 米谷浩(ヨネタニアキランドIPS)に対しては、5周目終了時点で5.9秒の差をつけた。
トップの末長は、八木(淳)に食らいつきながら、後方から迫る植田からもポジションを守る走りで、総合5番手をキープ。
今季クラス2勝目を挙げた。またクラス2位に入った大山が、この時点で2025年のジェントルマンクラスシリーズチャンピオンを決めた。

Driver’s Voice
第5戦優勝:#96 末長一範(岡山トヨペット K-tunes)
「スタートでは八木(淳)選手に1コーナーで抜かれてしまい、そこだけは悔しかったですが、その後は離されず良いペースで走れましたし、後ろから来ていた植田選手もしっかり抑えることができたので、ペース的にはとても良かったなと思います。前回大会からセッティングを大きく変更し、考え方も変わったのでその辺は良かった点です。明日の決勝は雨予報ですが、今季は土日連続で優勝がなかったので、今日のレースはしっかりやっていきたい思いがありました」
【第6戦 決勝】

9日(日)8時05分から始まる予定だった第6戦の決勝(12周)だが、濃い霧の影響で、予定より10分遅れでセーフティカー先導というかたちでスタートが切られた。しばらくは霧が晴れず、セーフティカー先導状態が続いたが、5周目に入るところでグリーンフラッグが振られた。
ジェントルマンクラスは、前日に引き続き末長がクラスポールポジションだったが、ADVANコーナーでスピンを喫して後退。
セミウエットのコンディションということもあり、各車とも手探りの中でのレースとなった。また大山もコースオフを喫してポジションを下げた。
これによりトップには米谷、2番手に渡邊が続き、3番手には#88 八木常治(Pastel Motorsport)がつける展開となるなか、トップ争いが白熱する。ジェントルマンクラス初優勝に向けて、なんとかトップを死守したかった米谷だが、その後方で渡邊がペース良く接近。それを若干意識したのか、終盤のGR GTコーナーでミスがあり、その間に渡邊がトップに浮上した。そのままファイナルラップに突入すると、渡邊を攻略しようとした米谷がTGRコーナーでコースオフを喫して、ギャップが広がることに。最終的に渡邊がリードを築くことになり、そのままチェッカーフラッグ。2021年の第6戦以来の優勝を飾った。
2位には挽回を見せた大山が入り、3位には米谷。終盤までトップを守っていただけに悔しい表情をみせた。4位には八木(常)が入り、難しい路面状況の中で確実な走りを披露。その2.7秒後方の5番手には#27 山崎哲之(表参道メディカルクリニック)が入り、シーズン最終戦で力強い走りをみせた。

Driver’s Voice
第6戦優勝:#16 渡邊久和(ララパルーザ)
「ドライとウエットの中間で難しい路面でした。霧で見えづらい状況の中でしたが、楽しくレースさせてもらいました。僕が特に何かをしたわけではなく普通に走っただけでしたが、他の人がスピンしたこともあり、サバイバルゲームも勝ち残ることができた結果だと思います。来年はチャンピオンを目指して頑張ります」
シリーズチャンピオン: #71 大山正芳(ダイワNアキランドIPS)
「チャンピオンを獲れて嬉しかったです。昨年は八木選手、一昨年は勝又選手にやられていたので、3回目の正直ですね。 クルマのセットもなかなか出ない状況の中でエンジンの不調や、昨日も配線トラブルがあったりと、どうなるのかと思っていましたが、チームが夜中まで作業をしてくれたおかげでなんとか走ることが出来ました。ありがとうございます。チャンピオンを獲ったので、来年はエキスパートクラスに上がります。来年はやります!また来年もよろしくお願いします」