八木 淳ATSUSHI YAGI
#55 人馬一体 ドライビングアカデミー
TOTAL POINTS : 103
RACE
REPORT
八木 淳ATSUSHI YAGI
#55 人馬一体 ドライビングアカデミー
TOTAL POINTS : 103
大山 正芳MASAYOSHI OYAMA
#71 アキランド レーシング
TOTAL POINTS : 79
渡邊 久和HISAKAZU WATANABE
#16 TOMEI SPORTS
TOTAL POINTS : 48
清水 勇希トシヒロ
#7
TOTAL POINTS : 40
雨の中で行われた第6戦は八木淳が優勝
2024 インタープロトシリーズ POWERED by KeePer 第 5・6 戦が 10 月 5 日(土)・6 日(日)に富士スピードウェイで開催され、IPジェントルマンクラスは第5戦が悪天候によりレースキャンセルとなってしまうも、第6戦では#7 清水勇希(KIプロモート)と、#55 八木淳(人馬一体ドライビングアカデミー)が激しいバトルを繰り広げ、最終的に八木が優勝を飾った。
【予選】
今回は7台がエントリーしたジェントルマンクラス。7号車のKIプロモートは前回に引き続き清水がステアリングを握った。5日(土)の公式予選は、朝から降っていた雨の影響でウエットコンディションとなり、各車は滑りやすい路面で慎重に走りながらタイム更新を目指した。しかし、開始4分のところでSUPRAクラスの車両がスピンを喫し赤旗中断。この時点で各車とも満足にタイムを残せておらず、再開されてからの9分間でタイムを刻まなければいけない状況となった。
その中で八木が順調にタイムを伸ばしていたが、最終ラップに入ったところで清水が2分02秒934をマークし、逆転でクラストップに浮上。総合でも3番手につける好結果となった。2番手に八木、3番手に#71 大山正芳(ダイワNアキランドIPS)がつけた。
4番手以降も接戦で、#16 渡邉久和(ララパルーザ)と#96 末長一範(岡山トヨペットK-tunes)はわずか0.1秒差。その後方に#88 八木常治(Pastel Motorsport)がつけ、#27 山崎哲之(表参道メディカルクリニック)もクラス7番手から追い上げを狙う。なお、清水やピットレーンでの速度違反があったとして、第5戦では4グリッド降格のペナルティを受け、八木(淳)がポールポジションからスタートすることとなった。しかしその第5戦決勝は、スタート直前になって雨が急激に強くなり、安全を考慮してキャンセルされることとなった。
【第6戦決勝】
前日から降り続いた雨の影響で、路面はウエットコンディション。コース状況を考慮して、セーフティカー先導でレースが始まった。第6戦のグリッドは前日の予選で記録されたセカンドベストタイム順となり、八木(淳)がクラストップにつき、2番手に清水、3番手に大山、以降は渡邊、末長、八木(常)、山崎の順で4周目に入ったところでグリーンフラッグが振られた。
序盤からエキスパートクラスで激しいバトルが展開されていたこともあり、ジェントルマンクラスでトップを争う八木(淳)と清水が、これに追いつく。その中でも清水のペースがよく、なんとか八木(淳)に仕掛けていった。その後方では渡邊と末長が4番手争いを展開。途中から雨脚が強くなり始めるなか、八木(常)と山崎もしっかりコース上に留まって周回を重ねた。
Driver’s Voice
優勝:#55 八木淳(人馬一体ドライビングアカデミー)
「ウエットレース自体が僕のレースキャリアの中で初めてでした。スタートで上手くいって1台パスすることができました。後ろとの差も余裕があったので、前の3台についていって様子を伺いつついきましたが、なかなかチャンスがありませんでしたね。このままのペースで行っていたら清水選手の勢いが良く、13コーナーでパスされました。最終コーナーで1回横に並びたいなと思ってイン側に入ったのですが、もう少し車速を落とさなければいけないところで少し突っ込み過ぎていた感じで、清水選手に当たってしまいました。そこは申し訳なかったです。苦い思いをしてのトップとなりました。次は当たらずにゴールしたいです」