女性限定のレースシリーズ「KYOJO CUP」を運営する株式会社インタープロトモータースポーツ(代表:関谷正徳、以下 IPMS)は、2025年シーズンよりフォーミュラ車両を採用することを発表します。
2017年の誕生以来、KYOJO CUPではVITA俱楽部製のVITA-01を採用してまいりました。
低コストで本格的なレースができるVITA-01を使用することで、初年度は10~15名だったエントリーも2024年度には開幕戦で28名まで増加。初めて全日本スーパーフォーミュラ選手権との併催となる第2・3戦では29名のエントリーを数えるまでになりました。
女性レーシングドライバーを育成し、彼女たちのアスリートとしての価値を上げる。スター選手を生み出し、次世代の女性レーシングドライバーにとって重要なロールモデルを生み出すことで、運転技術をスポーツにつなげていき、モータースポーツ業界全体の更なる発展と進化に寄与するというKYOJO CUPの理念に向けて、2025年より新たに、ハイブリッドフォーミュラ車両を導入いたします。
この新しい車両は、全車をKYOJO CUPで管理し、可能な限りイコールコンディションを保ってエントラントへ貸し出されます。
シリーズ創設9年目に新たなステップへと挑戦するKYOJO CUPにぜひご注目ください。
新型車両諸元
車両名 | KC-MG01 |
全長 | 4,150mm |
ホイールベース | 2,753mm |
全幅 | 1,506mm |
全高 | 980mm |
車両重量 | 635kg |
シャシー | カーボンコンポジットモノコック(FIA公認Haloシステム採用) |
エンジン | 1.4Lターボ(176bhp) + ハイブリッドシステム(12kW) |
トランスミッション | 6速パドルシフト |
サスペンション | プッシュロッド式4輪ダブルウィッシュボーンサスペンション |
ブレーキ | AP Racing製 2ポッドキャリパー、ブレーキパッド / Brembo製ベンチレーテッドディスク |
オイル | MOTUL |
ホイール | OZ Racing製 フロント:8x13 / リヤ:10x13 |