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メンタルトレーニングの定期開催でKYOJO CUP参戦ドライバーをサポート

KYOJO CUPでは、参戦ドライバーを様々な面でサポートする取り組みを行っていますが、その一つとして、メンタルトレーニングの講習を定期的に開催しています。

アスリートが活躍するには、フィジカルの強化と合わせてメンタルの維持、コントロールが重要です。自分が持っているパフォーマンスを十分に発揮し、またそのパフォーマンスを向上させるために、自分の心を鍛えるのが「メンタルトレーニング」です。ドライバー一人一人が自分のパフォーマンスを高めるために、自分に合った心の状態を作り維持する、そのサポートとしてメンタルトレーニング講習を採り入れています。

KYOJO CUPでは、TGR-DCレーシングスクールのメンタルトレーニングコーチを務めている小林玄樹先生をお迎えし、シーズン開幕前の4月から定期的に、メンタルトレーニングの講習をオンライン形式で実施しています。今シーズンは主に「心理的スキルの向上」を目標に、「メンタルトレーニングとは何か?」といった導入部分から始まり、アスリートが自分のパフォーマンスを発揮するのに重要な緊張や思考のコントロール方法、自信の高め方などをレクチャーいただきました。

今シーズンのKYOJO CUPは5月に開幕戦を行った後、約5か月という長いインターバルがありました。この間に、より効果的に練習走行やフィジカルトレーニングに臨んでもらうため、「モチベーションや目標設定の仕方」、「イメージトレーニング」、「集中力の高め方」、といったテーマで講習を行っていただきました。そして第2戦終了後には、レースを終えて生まれたいろいろな感情をどのようにコントロールし、次のレースに臨むかという「感情のコントロール」をテーマにしました。

心を鍛える方法は人それぞれですが、自分が最高のパフォーマンスを発揮するために必要な心理状況を自己分析することで、一人一人のレベルが上がり、今シーズンのKYOJO CUPのレベルの高さ、レースの面白さを形作っています。KYOJO CUP参戦ドライバーが、一人のアスリートとしてさらに高いレベルに上がっていけるよう、今後も様々なサポートを続けていきます。